2010年9月22日水曜日

ヘッダ・ガーブレル

新国のシリーズ。トップに座った宮田さんの演出のヘッダを見ました。

まず、入ると入り口に 宮田さんが・・・!
「あら、お久しぶりです」と声をかけられ「拝見します」とご挨拶。やっぱドキッとする。
ああ、小心者な私。

芝居は、おもしろく拝見した。
若い頃は小難しく考えていた古典ものだが、とてもユーモアを持って楽しく演出されていた。宮田さんの意図が伺えた。

だが、最後の最後、クライマックス、ヘッダが自ら命を断つ・・・。
どうしても私は納得できなかった。ヘッダが死に至る「ひりひりする」ものが伝わってこない。
大地真央さんは、もちろん上手である。気品のある姿は他に代わりがいない女優であろう。お客を楽しませることも熟知している。上手いのである。
でも、どうしても、ヘッダが自殺することが納得できない。
内面の作り方?出来ていてもにじんでこない? どうなのだろう・・・? 何なのだろう・・・?

楽しめる作りは大賛成。私はこういうことをもっと手に入れたい。でも「ひりひりするもの」は必要不可欠だ! それ在りきで話しが進まなくては!
ここ、譲れない!

帰り、宮田さんに会いたくなくて・・・。一言ご挨拶して早々に退出した。
あああ、小心者。