2014年11月9日日曜日

衝撃のナショナルシアターライブ「フランケンシュタイン」

先日、ナショナルシアターライブ「フランケンシュタイン」を見に行った。やっと行けた!

衝撃だった!
なんだこれは!!!
スゴイ!!!

もう、どう言葉を使ったらいいかわからない。

人間、役者ってここまで行けるのか?!
「面白い」とか「感動した」とかでは、この気持ちを表現するのは無理。



私は見たは「フランケンシュタイン」のA
フランケンシュタイン博士:ベネディクト・カンバーバッチ、怪物:ジョニー・リー・ミラー

 そんな大きなセットを使っているわけではなく、場面が転換する。
照明だけの素舞台に近いこともある。
だが、それはもう完全に森だったり湖だったり。
シーンからシーンの時間経過も不自然さなどまるでない。
時間も、空間も、ちゃんと支配できている。
観客はどんどんストーリィーに引き込まれていく。



俳優の演技と、音響・照明などのスタッフ、人間の力でここまで物語を立体に紡いでいけるものなのか・・・!!!
「芸術」ってこれか!
「創造」ってこういうことか!



日本で演劇、舞台劇と言われるものを見てこんな気持ちになったことがあっただろうか。
やはり日本のレベルは低いのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


たとえば、「フランケンシュタイン」にも使われていた「回り舞台」などは、日本の歌舞伎から輸入されたものだと聞いたことがある。
そう、日本の歌舞伎などは、西洋の人々が驚喜したという。
これもまた「芸術」に違いない。

何といえばいいのだろう。
初めて異文化に触れた感じがする。
戦後、ここまでアメリカナイズされた日本に生まれ住んでて何言ってんだ!と思うが、何か今まで触れたことのないものに激突した感じなのだ。
日本の舞台劇はこういうものに触発され、明治以降このような、 今のような演劇界の状態になっているのか。。。。


だとしたら、これはただの猿真似?
私の中の何かを激震させた中心の核のようなものは、日本の舞台を見て感じられない。

日本のレベルが低い・・・とか、そういうことではない。
 日本は煎茶、韓国はコーン茶、イギリスは紅茶。
煎茶と紅茶を比べても仕方がない。どちらも美味しいのは美味しい。

あれは、イギリスの歴史が長いこと熟成してできた芸術なのだ。
その力、エナジーを感じた気がする。


日本演劇で、その「イギリス」を真似ても仕方がないではないか!
日本で「レ・ミゼラブル」とかの翻訳者を上演するのがいけない訳ではない。そいいうことではなくて・・・。
いいものは、素晴らしいものは、取り入れて新しい作品を作っていけばいい。
だが、表面を真似るだけでは決して面白いものにはならないだろう。


「私の中の何かを激震させた中心の核のようなもの」って何だろう?
知りたい!
自分で言葉にしてみたい!
実感したい!

来週は、「コリオレイナス」と「ハムレット」が再上映される。
絶対見に行くぞ!


取り敢えず、HPは↓
http://www.ntlive.jp/