先日、茨城にあるワープステーションというところで撮影に望んだ。
関東で時代劇といえば、だいたいここで撮る。ここを中心に、茨城から群馬・福島くらいまででロケ・・・というのが多い。
オープンセットといって、すでに江戸時代の街並みが出来上がっている。京都の太秦のようなものを思い浮かべていただければ・・・。
やはり、足を踏み入れると時代が「ワープ」する。
何年、役者やっていてもやはりドキドキワクワクできる空間。
でも、もう~、今年の寒波で極寒。
寒いなんてもんじゃなかった。
北関東の吹きっさらしに加えて、朝は回り中霜柱が立っていた。あんな霜柱をみたのは子供のとき以来だ。
だいたい着物は寒いのよ! 脇のところから風がすーすー入ってくるんだもん。
みんな、ほっカイロ貼りまくり。
スタッフはスタッフで、寒さの中でずっと立ちっぱなしでスタンばっている。
役者は、撮影現場のちかくにストーブを用意してもらって、そこにいられる。役者ということで大切にしてもらっているのだが・・・。
この寒さと過密スケジュールで、スタッフは軒並み風邪を引いてぶっ倒れていた。
やはり、撮影っていつもいつも大変。
みなさん、そんなことも思い描きながら時代劇を見てね!