リーディング公演「ピンクミスト」絶賛、稽古中。
昭和に生まれた私たち。いわゆる団塊の世代と呼ばれる年齢くらいから「戦争を知らない子供たち」と言われた。
文字通り。
戦後70年を過ぎ、そんな言葉も死後になっている。
そして、今どき映画や舞台を見ると出てくる言葉
「平和ボケした日本人」
確かにそうだろう。
私たちが「戦争」というと、70年前の第二次世界大戦。
黒木和雄監督の「美しい夏キリシマ」
井上ひさし「父と暮らせば」
名作はたくさんある。
でも、それは、ゼロ戦、モンペ・竹やりの時代。
それ以来、私たちは「戦争」という悲惨な出来事を体験することなく生きてこられた。
それが、どれだけ異例で幸せなことか・・・!
「ピンクミスト」は、アフガン戦争に行ったイギリスの青年たちの話である。
よその国のお話しだ。
でも、今、世界情勢は?日本は?
イギリスはEUを抜けた。トランプ大統領はアメリカをどこに連れて行くのだろう。 東南アジア情勢は・・・。
今の日本の 憲法改正、防衛、自衛隊。
日本はいつまで、今の平和を保っていられるのだろう。
もちろん、戦争なんてしていいわけではない!!決して
でも、このお話しは、本当に「よその国」のお話しだろうか?
世界でもとてもとても珍しい、幸せな私たちが・・・
戦争を知らない大人たちが・・・
この「ピンクミスト」を語る。。。