9/3に初日を迎える「友情」の記者会見と断髪式が行われた。
断髪式とは・・・、
この芝居は、白血病に犯され抗がん剤で髪の毛が抜けてしまった少女を励ますために、同級生が全員丸坊主にした・・・という実話に基づくお話。
生徒役のキャストが全員、本当に丸坊主にするのだ。
いやいや、ずっと、公演期間中。なんでも2日に一回、バリカンを入れるのだそうな・・・。
その、断髪式。
記者さんたちのカメラの前で、実際にバリカンを入れたのは、主役の少女役のコと、その同級生で家庭に問題を抱えイジメを受けている役のコ。
その、イジメを受けている役を演じるコが、なんと実際に去年まで白血病で闘病していたのだ。
「去年は、一人で孤独に丸坊主にしましたが、今年はみんなと一緒で。
去年は本当に生死をかけた丸坊主でしたが、今年は、その私が白血病の方々のためにこうしてこのような舞台の出演者として丸坊主なので。
頑張ります。よろしくお願いします。」
もちろん、会場中、涙。
こうやって書いてしまうとどこにでもある物語のようになってしまって、申し訳ないが、
実際にその場にいて、目のクリクリした20歳やそこらの女の子から涙ながらにほんとの出来事としてこの言葉が語られると、その事実が圧倒的なパワーで迫って来る。
無事平穏に生きながらえてる私、頑張らなくちゃ!
ぜひ、劇場へ足をお運びください。お待ちしてます。
チケットなど詳細は http://www.yu-jo.net/