2017年6月19日月曜日

「花戦さ」 いい映画でした。

篠原哲雄監督作品 「花戦さ」 ・・・ いい映画でした。。。。
普段映画など見ない母も、「いい映画だったよ。」と。
図らずも、同じコメント。

いい映画・・・。
こんな映画をたくさんの人が見てくれると、嬉しい。


「花戦さ」は、ポスターもチラシもショッピンだし、キャストも(笑)顔で写ってるし、母など「これは、なんじゃなぁ、ちょっとお笑いゆうか・・・」って。(笑)

だが、相当な「戦い」だった。
「刀を使わない戦い」ということで、どのような映画になるのか・・・と思っていたが、スゴイ「戦い」だった。
野村萬斎(狂言)、市川猿之助(歌舞伎)、佐藤浩市(現代演技・・・?)の三つ巴の演技バトルが凄かった。
また、それを表すのにあの目線の芝居、そのカットを使った演出も凄かった。
何様発言ですが、「こう来たか・・・!!!! さすが篠原監督!」
(監督、マジ、何様発言、すみません!)

 だから、私としてはとてもシリアスな映画でした。

また、野村萬斎さんの演技が・・・ 凄い・不思議・怖い の三拍子。
監督が、「こう来るのか・・・、という予測不能」とおっしゃってた演技。こういうことだったのか・・・。
敬意を持って勝手にあだ名を付けさせていただくと、「魔物」です。
底知れない・・・
たった二時間の作品の中で、「池坊専好」の優しさも愚かさもどす黒さも清らかさも、表しているように思えた。
マジ、いろんな意味で怖かった。

そして、最後に、「花」が美しかった。
ひたすら、池坊専好の台詞にある「花の力」という言葉が、嘘ではなく伝わって来た。

いい映画でした。

2017年5月28日日曜日

篠原哲雄監督作品「花戦さ」公開間近! 勝手に裏話!

アクターズワークスでワークショップなどやって頂いて、懇意にさせて頂いている篠原哲雄監督の「花戦さ」がいよいよ6/3東映系公開だ。

ここで一つ勝手に裏話!

実は、私の母は池坊の師範なのである。
私は特に興味はなかったが、子供の頃から母に付き合って、新年の展示会などを見に行ったものだ。

先日実家に帰ったら
「あんたら、映画とか、見るん?」
ときたもんだ。
娘の職業をナンだと思っているのだろう?(笑)
「萬斎さんが主演の映画があるんよ・・・」
え?それって、まさか・・・!

で、「花戦さ」の話が始まった。
彼女ら池坊のご門弟方は、しっかり講演会などでチケットが回り、誘い合って映画鑑賞を楽しみにしている・・・ということだ。
いやいや、「私、監督と知り合い。こないだもその映画のイベントで監督から裏話を色々聞いてきた」・・・と。
しばし、「花戦さ」で盛り上がった。
いやはや、こんなところで母と映画の話をすることになるとは・・・。

 
この物語は、戦国時代、太閤・秀吉の圧政に人を殺さず花で挑んだ池坊専好の物語。
だが、母を始め池坊の方々にとっては池坊の歴史の物語でもあるそうだ。
池坊の生け花は、六角堂の本尊如意輪観音に花を供えることに始まり、専好によって立花が大成された。その専好の物語。

映画の中で、その花を生ける時の話も、監督から 伺った。
京都の撮影所の中、巨大ないけばな「大砂物」・200瓶を超える生け花を、池坊の精鋭の方々が何人もいらして渾身の花を活けて行かれたそうだ。
巨大ないけばな「大砂物」の生け方も、素人には考えつかないものだそうだ。


我々、役者は野村萬斎さんの個性的な演技だったり、萬斎さん・猿之助さんの狂言・歌舞伎対決だとか・・・。やはりついつい演技のことに注目しがちだが、芝居は全て、物語を観客に伝えるべきもの。
この物語の根本、「花を生ける」とは! 

生け花、茶の湯、日本舞踊などなどの伝統芸能は、なかなか継承が難しい。
ぶっちゃけ、お金の問題だ。基本的に庶民には高価ものだ。私も役者のたしなみとして日舞を習い、その師匠が素晴らしい人だったので、師匠の計らいで貧乏庶民の私がただ踊りを習うだけでなく、その世界を体験させて頂いた。だからこそ、本当にその継承が難しいことは実感している。

それでも、なぜ「花を生ける」のか!
池坊がこれを続けて行こうという意味は、その根源は!
そんなことにも、ますます興味をそそられることとなった。

で、母だ。
母は84歳。
映画館に行くのは、子供を「夏休み東映マンガ祭り ゴジラ対ガメラ」に連れて行って以来、50数年ぶりだそうな。
「誰かに連れて行ってもらわにゃあいけん。イオンモールの映画館やこう初めてじゃもん」
ということだ。(笑)

みんな! 映画館に行こう!!!



2017年5月15日月曜日

週末 ライブ鑑賞

週末、お友達のジャズ歌手のライブに!
久々の素敵な生歌に、ぜいたくな時間を過ごせました。

しっかし、生でプロの歌を聴くと、なんて、上手いんだ!!!
いや、当たり前だけど・・・。
身体から、すーっと声が出てくる。。。。。
最近、ボイトレを再開した私としては、「ああ!」って感じ(笑)。







出たぁ! おなじみの同級生グループ!!!

同窓会をきっかけに、7~8年前から交流が盛んになっています。
多感な10代を一緒に過ごし、時間を過ぎて50代になっての再会。
みんなそれぞれの人生を歩んでいます。
先日、アクターズワークスのキャラクター&シーンクラスが終わったのですが、そのキャラクタークラスは、実在の人物を取材して演じる練習をします。
それが家族を演じることが多いのですが、そこでも様々な人間模様を垣間見ます。

つくづく思います。
私たちが若かったころと確実に時代が違ってきたと・・・。
女性の視点から見たら、離婚や子供を持つ苦労が、とても大きくなってきている。
いや、大きくなっているわけではないかもしれない・・・その世代世代で、変わらぬ苦労があるのだろう・・・。でも、変わってきている。

みんなみんな、自分の人生をしっかり背負って生きているのだな・・・・。
みんなに、そして自分に、エール!!!!

2017年5月11日木曜日

篠原哲雄監督作品「花戦さ」 6/3東映で公開!

アクターズワークスでWSをやって頂きました、篠原哲雄監督がメガホンを取った「花戦さ」が、6/3から東映系で始まります!

昨日、そのイベントがあり、行って参りました~~~~!


篠原監督から、撮影裏話、ばっちり聞きました!
〇主演の野村萬斎さん、スタッフ全員の予測も出来ないリアクション、おもろい動き? のシーンがある。
〇萬斎さん・狂言、市川猿之助さん・歌舞伎 の初!古典芸能対決。
〇華道の池坊さんが、総力を結集して生けたスゴイ生け花は見ごたえ十分。
などなど。

う~ん、やっぱり、監督から直接こんなお話しを聞いちゃうと劇場へ行かなくっちゃ!って思いますよね。

オフィシャルサイト↓
http://www.hanaikusa.jp/






2017年5月10日水曜日

GWは・・・働いてたぜぃ!

GWは、アクターズワークスのキャラクター&シーンクラスという練習でした。
ご興味のあるかたは、アクターズワークスHP↓を!

https://actorsworks.jimdo.com/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/

2017年4月30日日曜日

新生ロマンポルノ 行定勲監督「ジムノペディに乱れる」

行定勲監督の「ジムノペディに乱れる」
やっと見ました。
日活ロマンポルノ リブートプロジェクトの一本。
詳しくはこちら → http://www.nikkatsu.com/movie/32955.html

最初の公開は、去年の年末。
ほんとに見たかったのだが、なんせとーちゃんが天国へ召され、葬式ってやつがあったため、ほんと時間がなかった。
このシリーズ全部見たい! 
率直な感想は…
さすが、行定監督!
懐かしい、この感じ。
ちょっと長くなりますが、まず、日活ロマンポルノって、決まりがあるのです。映画の総尺の何パーセント以上濡れ場でなくてはならない。 それが、現在のR指定映画と違うところ。
考えたら不思議な決まり。(笑)
その決まりをクリアして、尚且つAVではないからストーリーがちゃんとなければならない。つまり、かなりの分量で「ヤル」必然性が必要なのだ。そして、たとえ文芸路線とかであっても、男性諸氏を喜ばせるグレードがなくてはならない。
  
それって、作品を作る上で相当大変な縛りです。

昭和・日活ロマンポルノ全盛時代でも、その決まりのキビシさと、ポルノに出演してくれる役者の質の問題もあり、ほとんどの作品は見るも無残なものだったと思います。


「さすが、行定監督!」と書かせて頂いたのは、その決まりをクリアしたうえで、一般映画の映画と比べても遜色ない作品だったのがやはりスゴイ!
主人公を演じる、板尾創路さんも凄かった。


板尾創路さん演じる主人公は、昔はヒット作もあったが今は見る影もない映画監督。金もない上に節操もない・・・。「ヤレる」と思った女とは取り敢えずやってしまう。

板尾さんが本当にそういう、ほんとにどううしようもないクズ男を見事に演じている。だらしなさ、情けなさを隠すところなくスクリーンに映し出してくれている。特に女なら「もう最低じゃん、オマエ!!!」と襟首つかみたくなる。(笑)
で、また、ちょっとだけカッコよかったりするから、そのいう一見破滅型の「映画監督」にフラッとする、女優の卵とか、飲み屋のねーちゃんとかがいるのも、「うん、わかるわかる」って。  

 私の後輩の女優さんがで出演していた。
彼女の役は、その映画監督の分かれた奥さん。監督と別れ、養育費も取れるはずもなく働きながら子供を一人で育てている。そこに性懲りもなく元夫は借金を申し込みに・・・。お金のいる理由は「今の奥さんの入院費が払えない」・・・。
彼女は、好きでもないちょっと変態な男と「ヤッ」て金を調達し元ダンナに手渡し、「二度とこないで」と告げる。もう愛情もないし、二度と会いたくもない・・・が、一度は愛した男への微妙な思いやどうしても憎み切れない気持ちがよく伝わって来た。ったく、こういう男に捕まったら始末に悪い・・・って感じ。
「いるんだよ、こういう女。いるんだよ、こういう・・・どうしようもない癖に憎めない男」

そしてこの映画は、そんなどうしようもない男の最後の純情を見事に描いてくれていた。
どんなに女とヤリまくっても、最後は事故で植物状態になっている奥さんへの愛情が、彼をがんじがらめにしていて逃れられない・・・。見事にそんなどうしようもないダメ男がそこにいました。


この映画の素敵なところは、ダメ男と植物状態になった奥さんの間に何があったか、ダメ男と元妻はどういう別れ方をして、今どんな関係なのか、なんかを全く説明していない。
でも、きっと困難だったに違いない・・・
こういう男ってさ・・・
なんて、お客がちゃんと想像できること。

安直でわかりやすさばかり目立つドラマや、その逆でなんか抽象的な事をやっていれば「芸術」といわんばかりのマスターベーション的なものも数多い中、「傑作」「大作」ではないが、後味のいい、 噛みごたえのある映画たっだと思う。



そして、この脚本。

監督ご自身がどこかのインタビューでおっしゃっていたことですが、この設定は「こういう映画監督、たくさん知ってます。世界中にいます。 」って。 
 監督は若手助監督時代、リアルにこんな光景を散々見たのだろう。今はあまり見られなくなったと思うが・・・。
マジ、当時はこんなだった。(笑) 私も記憶ありあり!(笑)(笑) マジ、昭和のリアルでした。

で、「懐かしい、この感じ。」  です。
  
また、新人女優さんたちの不器用な演技も「懐かしい、この感じ。」
当時、日活ロマンに出演するということは、ほとんど「ポルノ女優」というレッテルを張られることになるので、出演する役者さんの演技力も期待出来ないこと多かった。その素人っぽい感じも、懐かしかった。


番外コメント。

私の後輩女優のシーン。

元ダンナを追い返す時、元ダンナとプチ変態男が喧嘩になり、女はそれを「やめて」と叫び引き離し、元ダンナに「二度と来ないで」と叫び、プチ変態男の足にすがって号泣する。

女としてそうとう失格のないワタシは、それが分からなかった。
私ならその男の足にはすがれない。あれはどうしてその芝居になったんだろう・・・?

いや、芝居がヘン・・・とかではないのだよ。

その女の心は何???
元ダンナへの未練?
そんな奴のために変態男とやってしまった情けなさ?

うーん、わからん!
いつか彼女に聞いてみよ~っと。

2017年4月10日月曜日

アクターズワークス エクササイズクラス終了!

今年最初のエクササイズクラス。終了致しました。

こちらを!
https://actorsworks.jimdo.com/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/